ドラマ「キミラビリンス」

※これは生放送での即興劇を元にした話なので歌詞は一切関係ありません。

 

本家

・キマプリーナ︰ぷんちゃん

                             夫人。分家の姉妹を嫌っている。

・シーク︰白服

                  本家の長女。喘息持ち。お人好し。

・アーニー︰にーちゃん

                     本家の次女。家族思い。

・リン︰あおい

              本家の養女。

              元々裕福な家庭だったが倒産。

              瀕死のところをキマプリーナに救われる。

              キマプリーナを慕っている。

・フォゲ︰フォーゲル

                  本家で飼われている猫。賢い。

                  実は分家の姉妹に手懐けられてる。

・ノゼノワール︰ノックソ

                             分家の長女。ずる賢い。

                             本家をいじめてる。

・トミタール︰とみたけ

                         本家の次女。純粋。ただただ純粋。

                         お姉ちゃんの事を尊敬してる。

・ニース︰二番煎じ

                 本家に仕える執事。イケメン。高身長。

・じいや︰野崎弁当

                  本家に仕える執事長。そろそろな年齢。

(ニースとじいやは親子。)        

 

第1話

 

分家の姉妹が本家の人たちをいじめてることを知ったリンが分家の姉妹を監禁しちゃうの。

リン「いい気味ね」←この辺に繋がる

この監禁はリンが独断で自分の命の恩人である本家の人達を助けるための行動なの。

でも実はその事をキマプリーナは気づいていた。

キ「大丈夫かしら…バレてないかしら…」←に繋がる

 

リンがどこかへ行ったあとノゼノワールが口笛で合図をするとフォゲがやってきた。

そしてフォゲは姉妹を助ける。

怒り狂った姉妹はリンを探しに行くの。

 

リンを見つけた姉妹はリンに仕返しをしようとするの。

でもそれを見かけたキマプリーナはリンを庇うの。

キ「違うの。この子は悪くないの。」←に繋がる

そこに自分の大切な家族をいじめる姉妹に嫌気がさしていたアーニーがトミタールに銃を突きつける。

でもトミタールは余裕の表情で笑う。

ア「何がおかしいのよ!!」←に繋がる

ト「その銃はさっきあの猫に偽物とすり替えさせたのよ!」

そう。姉妹に完全に手懐けられてるフォゲによってアーニーの銃は偽物とすり替えられてたの。

ここまでが生放送の時の物語。

※ここからは完全なる私の妄想の世界です。

 

第2話

 

ア「きゃあああああ」

キ「何事!?」

ア「シ、シークがあ…シークがあああ」

キ「いやああああシーク!?」

 

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長女シークが死体で発見された。

この事件で真っ先に疑われるのはもちろん本家と犬猿の仲にある分家の姉妹。

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キ「あなた達がやったんでしょ!!」

ト「私たちはやってないわ!!」

ノ「そうよ!私たちがこんな野暮なことするわけないじゃない!」

 

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調査をしていくうちにいくつか分かったことがある。

 

・死因は銃で正面から心臓を撃たれたことによる出血死

・殺人現場の出入口や窓はすべて中から鍵がかけられていた。

・低姿勢で下を向いている状態で正面から撃たれている

・荒らされた痕跡は一切なし

 

これらの証拠から犯人を探していこう。

 

まず疑われている姉妹から。

まず姉妹達は分家の人なので本家の部屋の鍵を持ってない。さらに犬猿の仲の姉妹と一緒にいて喧嘩にならないわけがない。これらのことから姉妹は犯人でないことがわかる。

 

そして次にキマプリーナ。

キマプリーナは姉妹からのいじめが特に酷かったシークの体を心配していた。さらに彼女は生まれてこの方銃なんて使ったことがない。だからそもそも銃殺が出来ないから犯人じゃない。

 

次はアーニー。

彼女なら銃を使ったこともあるし銃殺は可能。

でも彼女はとても家族思い。特に姉のシークのことはとても尊敬していた。そんな彼女がシークを殺すはずがないから犯人じゃない。

 

次にリン。

リンは本家の誰とも血は繋がっていないし体格的に下から打つのもできなくは無い。でも瀕死状態の自分を助けてくれた本家の人達を命の恩人だと思っている。本家の人達をいじめている姉妹を監禁するほどね。そんな彼女が殺すはずもないから犯人じゃない。

 

次にじいや。

あじいやはそもそもちょっと認知症入ってるから銃なんて使えないし密室を作るなんて以ての外。

 

次ニース。

最近本家の人達と顔合わせをした所でそこまで面識がない上に高身長。下を向いているシークを下から心臓を撃つなんて出来ないから犯人じゃない。

 

全員が全員犯人じゃない理由を持ってることになる。

そこでもう一度捜査された。

するとあることが分かった。

 

ドアに小さな猫が通る用の小窓があったのだ。

その小窓には特別な仕掛けがあった。

 

部屋の中からならすんなり開くのだが1度外に出るとロックがかかってしまい外からだとドアを開けて入るしかなくなる。

 

そしてこの仕掛けを使って部屋を密室に出来て、下を向いたシークを正面から心臓を撃つことが出来て、シークと喧嘩をすることなく犯行を行えるのはあいつだけ。

 

そう。本家の猫のフォゲ。

 

でも猫にそんなことができるの?って思うじゃん?

 

そこで思い出して欲しいのがこのセリフ

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ト「ああ、あの猫を改造しておいて良かった」

 

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そう。フォゲは改造されてるの。恐らくなにかの合図で命令できるように…。

自分たちが本家になるには本家を潰さなくちゃならないと考えた姉妹はまずフォゲを仲間にした。

そして誰から潰せばいいか考えた結果長女で跡継ぎにもなるシークを潰すことにした。

でも自分たちが直接手を下せば絶対にバレる。

そこでフォゲを使ってみることにした。

そして今回の事件に至る。

 

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以上ただの妄想好きのオタクによる妄想劇場でした。